カッコいいのはお医者さんだけじゃないですね。

以前観光地を訪れていた時、突然倒れられた方がいらっしゃいました。30代くらいの男性です。突然のことでどうして良いか分からず周囲を見ると、女性がひとり、男性がひとり駆け寄って行かれました。


お医者さんか看護師さんかな、だったらいいな…と思っていると、女性の方が観光地の管理者らしい人に、倒れた方のカバンのポケットからはみ出している薬を見たいので、立ち会って欲しいと仰っていました。


その間に駆け寄られた男性がいろいろ状態を見られていたので、多分男性は医師かな…と思っていると、女性がカバンのポケットから薬が出ているのを引っ張り出し、医師(と思われる方)に伝えていらっしゃいました。女性は薬剤師さんだったようです。
薬を見ると病気が推測できたり、処置が変わってくるのかもしれません。


倒れた方も運がよく、最適な応急処置を受けられて救急車で運ばれて行かれました。
こういう時、頼れるのはお医者さんだと思っていましたが、薬剤師さんも機転を利かせてお医者さんのサポートをされることを知りました。

薬剤師の転職サイトに記載してあったのですが、薬は名前を丁寧に覚えることが大事なようです。そう言えば、10年以上薬剤師をしている人も、言いにくい薬は聞いた人が間違えないように伝達する方法を決めていると仰っていました。


観光地では倒れられた人の倒れ方や症状を見て、薬剤師さんの勘が働き、薬を持っていらっしゃる可能性が大きかったようです。


この場合も薬をお医者さんに見せることで、ふたりで確認できたので、処理もしやすかったと思います。
薬剤師さんの機転がかっこよかったです。